【1から考える住宅ローン】「財形住宅貯蓄」「フラット35」って何?メリット・デメリットは?

こんにちは。新入社員の井出麻水です。
暖かくなってきてそろそろお出かけしたい気分です・・・皆様はいかがお過ごしでしょうか?

新社会人としてお金の管理をしっかりしていこうと思い、母に相談したら「ライフプランシートを作りな!」と家計簿の付け方の本が郵送されてきました。将来の支出を全部書き込もう!というものなのですが、10年後、20年後の将来のイメージってとても難しいですね。改めて、学生のくくりを抜け、親に守られる立場を抜け、自分自身でやっていかないといけないのだと再確認しました。

とは言いつつ、やはり親は偉大ですね。20年以上も前からライフプランを立てて、育ててきてくれたと考えると、「一生敵わないな」と思ってしまいます。親に追いつく第一歩として「ライフプランシート」を作ってみようと思います!「いつか家を買いたいな・・・」の「いつか」を明確にするのが私にはまだまだ難しいです・・・それを明確にしていくためには「住宅ローン」や「貯蓄」、お金について学ばなければいけません。

今回は「財形貯蓄」「フラット35」についてまとめてみました!

財形貯蓄って何?

財形貯蓄という制度は資金の使用目的によって「一般財形貯蓄」「財形住宅貯蓄」「財形年金貯蓄」の三種類に分けることができる貯蓄方法です。住宅を買う際に使えるのは「財形住宅貯蓄」になります。

どのような人に向いているかというと・・・

浪費家で、手元にあるお金をあるだけ使ってしまう人、貯金ができない人、そんな人にぴったりです。

財政貯蓄とは、給料から天引きで貯蓄していく方法です。したがって、勤め先の会社が財政貯蓄を導入していないと使うことができません。

自営業の方は会社に所属している、ということにはならないので財政貯蓄の制度は利用できません。

メリット

・550万円までは利息に税金がかからない!

近年の利息は0.01%以下とかなり低いのですが、多少の税的優遇メリットがあります。
具体的には利息0.01%の場合、550万円に対し550円の利息が発生します。
一般財形貯蓄は利息に税金がかかるのですが、利息550円に対し、20%の税金として110円を支払う必要があります。住宅財形貯蓄と年金財形貯蓄では110円分の税金を節約することができます。

・財形住宅融資が利用可能!

財形貯蓄を1年以上継続していて、残高が50万円以上あれば、残高の10倍まで融資を受けることが可能です。上限は4000万円、住宅購入価格の80%まで借り入れが可能です。
頭金を貯蓄しつつ、比較的低金利でローンを借りることができるので、住宅購入やリフォームを考えている方におすすめです。

デメリット

・目的以外の引き出しは非課税措置を受けられない

もともと住宅のための貯蓄だと決めてするものなので、住宅以外のことでは非課税措置を受けられません。引き出すこと自体は可能です。また、引き出しや解約には一定の手続きが必要となるため、変更が必要になった時には手間がかかります。デメリットといえばデメリットですが、目的のためのお金を貯める、という面ではメリットかも知れません。

・利率が低い

どの銀行でも言えることではあるのですが、近年利率はほとんどないに等しいくらいなので、財形貯蓄による運用益は期待することができないです。

財形住宅融資とは?

財形貯蓄と提携して申し込める住宅ローン融資です。

金利は0.7%と比較的低金利です。しかし、5年固定金利型なので、5年後に金利が上がってしまっていて、結果的には銀行の住宅ローンの方が安かった・・・となってしまう可能性もあり得るので、住宅ローンの組み方は要検討が必要です。しかし、財形住宅融資は融資手数料、融資事務手数料、保証料がかかりません!銀行の住宅ローンではこれらの金額が数十万円かかることもあるので、この点はメリットだと言えるでしょう。団体信用生命保険への加入は別で払うことになります。

いくつか融資を受けるための条件があります。

・財形貯蓄を1年以上続けている
・残高が50万円以上ある
・勤務先から住宅についての負担軽減措置や住宅援助が受けられる
・借入申し込み時点で70歳未満の方
・すべての借入れの年間合計返済額の割合が以下の基準を満たしている方

年収 400万円未満 400万円以上
基準 30%以下 35%以下

計算の方法

(全ての借入れの年間返済額÷12)÷(年収÷12)=年間合計返済額の割合

例:Aさんの場合

年間の全ての借入れ 240万円   
年収 600万円

(240万円÷12)÷(600万円÷12)=40%

Aさんは35%を超えてしまったので、借りることができません。

まとめ

財形住宅貯蓄は

貯金をすることが苦手な人
何のためのお金か決めて貯蓄をしたい人

におすすめです。手数料等なく、融資を受けることができるのも魅力だと思います。

フラット35って何?

わりとどの銀行にもプランとしてあり、よく耳にする言葉だと思います。フラット35は全期間固定金利型の代表的なプランです。全期間固定金利型と言うことは返済終了まで借入が変わらないと言うことです。最長35年間固定できます。住宅ローンでも10年固定等はありますが、35年の長期間の固定はあまりありません。

メリット

・固定金利なので景気に左右されることなく、将来の見通しが立てられる!

・保証料、保証人が不要!

・繰り上げ返済する際、返済方法を変更する時の手数料がかからない!

・自営業・フリーランスでも申し込める!

民間の住宅ローンでは加入審査の際に「安定した収入が見込めるか」が重視されますが、フラット35では収入基準と物件基準を満たしていれば借り入れが可能です

・団体信用生命保険への加入をしなくても良い!

団体信用生命保険とは借りた人が万が一死亡した場合、保険金で住宅ローンを完済される保険です。民間の住宅ローンでは団体信用生命保険への加入が条件に入っているので、健康状態が良好ではないと入ることができず、ローンを組むことができません。

その点、フラット35では任意なので団体信用生命保険に入らなくても借りることができます。とは言え、入っておいた方が良い保険ではあるので、住宅ローンは必須、フラット35は原則、くらいの差です。入らない場合は、生命保険で住宅ローンの完済がカバーできるか確認しておきましょう。

デメリット

・市場金利が下がり、低金利になっても恩恵がない

固定金利のため、市場金利が下がっても金利が変わることはありません。固定金利は景気に左右されず安心できる一面、損してしまう可能性もあります。

・物件に条件がある

物件の「適合証明書」が必要になります。検査機関に依頼して物件審査を受けなければいけません。別途で費用と手続きの手間がかかってしまいます。

・自己資金がないと金利が高くなる

融資の割合が9割を超えると金利が高くなってしまいます。頭金を十分に準備する必要があるでしょう。

まとめ

フラット35は

団体信用生命保険に加入できない人
自営業の人
金利の上昇のリスクを避けたい人

におすすめです。長期間金利を固定できる点、仕事を問われないのが魅力だと思います。

最後に・・・

全期間固定金利って何?銀行のローンについては?という方はこちらのコラムをご覧下さい。

【1から考える住宅ローン】必要なお金は?金利って何?

夢のマイホーム、安心して手にしたいですよね。将来のライフプランを立てて、お客様にあった住宅ローンを見つけていただきたいと思います。住宅の相談・住宅ローンの相談がありましたら、アジア住宅販売までお気軽にお問い合わせ下さい!一緒に考えさせていただきます(^^)