マンションの管理費・修繕積立金が高い?安い?

皆さん、こんにちは。アジア住宅販売大宮営業所の冨樫です。本日は、マンション購入後にかかる「管理費」・「修繕積立金」についてお話していきます。

【管理費】マンションを維持するためには管理が必要です

マンションに住む方には毎月、管理費の支払い義務が発生します。それはマンションを維持するためのお金です。エントランスがいつも綺麗に掃除されていること、困ったときには管理人さんが助けてくれること、この安心を生み出してくれているのが管理費なのです。

管理費が使われる用途例

・エレベーターの点検
・共用部分の清掃
・共用部分の光熱費
・管理員の窓口業務
・管理組合の運営費用
・管理会社への業務委託金

共用設備の保守維持費・運転費をもう少し詳しく説明すると、エレベーターや電気設備、給排水設備、消防設備、自動ドアなどの各設備の点検やメンテナンス等の費用が該当します。さらに、長期修繕計画の作成費などに充てることもできます。

管理費はこんな場合も使われます

管理そのものではなく、マンション管理士などにコンサルティングを求めた場合の費用や植栽を維持管理するための費用なども含まれます。また、共用部分や敷地、付属施設の管理のための費用修繕積立金を利用すべきもの以外は、管理費から支出することになります。

ただし、管理費が使用されるのはあくまでも共用部分の管理のためであり、専有部分の管理・補修などの費用はその部屋の所有者が個別に負担すべきものです。

管理費はマンション管理のさまざまな用途に使うお金なので、不足してしまうと快適な生活を送れなくなったりマンションの品質を維持できなくなったりする可能性がありますので各物件の設備や規模にあった管理費が設定されていることが大切です。

 【修繕積立金】老朽化に対応できるように備えよう

修繕積立金は、分譲マンションにおいて定期的に行われる共用部分の大規模な修繕に備えるための積立金です。

どんなに立派なマンションでも老朽化による劣化は避けられない問題であり、その寿命を延ばし、マンションの価値の低下を食い止めるには定期的なメンテナンスを欠かすことができません。

よって10~15年に1度のペースで大規模な修繕が行われるのですが、そこで多額の費用が発生することは言うまでもなく、その時のために毎月徴収してプールしておくお金が修繕積立金なのです。

 修繕積立金が使われる用途例

・屋根の葺き替え
・外壁の修繕
・手すりや扉、鉄骨階段等の塗り替え
・給排水設備の工事(給水管、汚水管など)
・電気設備等の工事(電灯、電気幹線など)

建物は、普段からメンテナンスしていたとしても、長い年月が経過すると劣化していき大規模な修繕が必要になってきます。修繕積立金はそのような修繕に備えて積み立てていくお金です。また事故や災害で建物や設備が破損したときなど、日ごろのメンテナンスの範囲を超えた修理などにも使用できます。

また管理費同様、修繕積立金も共用部分のための積立金であり、専有部分の修理には利用できないので、専有部分の計画的な修繕費用は別途自分で積み立てておかなければならないです。

修繕積立金の注意点

大規模修繕のための費用という性格上、将来、積立金が足りなくなるということも起こりうります。そのような場合は、途中で修繕積立金の額が引き上げられたり大規模修繕時に不足費用を補うために高額な一時負担金が徴収されたりすることもあります。それでも大規模修繕が行えればよいが、管理組合で修繕積立金の引き上げや一時負担金の拠出について合意が得られないときには、大規模修繕ができないまま、劣化していくマンションに住み続けるということにもなりかねません。

いくら購入後の費用を抑えたいからといって、修繕積立金は安ければ安いほどよいとは限らないということです。日常的な管理とともに計画的な大規模修繕をしっかり行っていかなければ、長期間、快適に暮らしていくことは難しいです。そのため、購入するときには適切な修繕積立金が設定されているかどうかを確認することも非常に重要です。

まとめ

 

管理費は日々の設備の保守点検や清掃など日常的な維持管理費用に充てられるのに対し、修繕積立金はマンションの経済価値を維持するための長期的計画に基づき、一定年数ごとに行われる大規模な修繕に充当される費用であるということです。

これからマンションを購入しようという方は、ぜひ価格だけでなく管理費や修繕積立金の額についても注意していきましょう。大規模修繕時に追加で費用がかかる場合もあるので安すぎにも注意です。また中古マンションの場合は、修繕積立金の積立額やこれまでの修繕履歴なども必ず確認が大切です。